ようこそ、じょんのび庵ZENへ。

古民家ぐらし26









2021年 7月15日


予定外ですが


「じょんのび 庵」の前の道路拡張工事が
実施されているので、心配になり
確認しに行きます。


                            道路拡張工事前

道路拡張工事前

工事中の為、家には入れないとの事なので
宿泊は「じょんのび 村」に予約しておきました。


今朝の静岡は朝から雨ですが
空を見ると青空も見えているので
そのうち止むでしょう。


山梨県を通過する頃には雨は無いけど
黒い雲が立ち込めています。


八ヶ岳SAに入りコーヒー休憩してから
長野に入ると晴れて来て
青空が広がって来ました。

画像の説明
画像の説明














「筑北SA」で休憩です。
今日は、春蝉が2匹だけ鳴いていました。


数も少なく、勢いもないのは
もうすぐ夏に入り、間も無く梅雨明けだからでしょう。


やがて「米山IC」を出て国道8号線で
止まり、海を見ながらここでも休憩です。


ほとんど雲は無く、青い海と青い空が
広がっていて気持ち良い。

米山





この後、ホームセンタームサシで湿布薬を
購入したり、スーパーマルイでお昼を食べてから



やっと「じょんのび 庵」に到着。




車は通行止なので、下の道路に車をおいてから
小高い山をヨチヨチと歩いて登って行きました。

画像の説明












着いて見ると想像していたのと違います。
確かに道路は広がっていましたし、


水路も今までより広い水路に
なっていました。

画像の説明
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画像の説明
画像の説明






















工事現場の監督さんがやって来たので
この後、どうなるか尋ねて見ました。


斜めの土の部分は土がずれないように
網のようなビニールのようなもの?
を貼るそうです。


「この出っ張ったコンクリはこのままです」
と監督さんが仰る。

家から道側を見たところ

「え? このままなの?」



「ふ〜ん」


「なんだかな〜」

こちらの想像していたのは角ブロックの
ようなものでまとめると思っていたけど
全く違います。


なんと言いますか?
想像していたのとは全く違っていました。


「手抜き工事じゃん」

画像の説明

手の抜き方が素晴らしい


完璧に抜かれています!


関心してる場合ではない!


監督さんに言ったところで
どうにもならないので
今日はここで引き上げて


明日、市役所の担当者さんと
話してみようと思います。


我が家の水路の鉄蓋が畑に5枚転がっていたので
このままでは無くなってしまいそうで
雪囲い前の水路上に5枚移動しておきました。

水路用鉄蓋











工事現場















宿に入るには時間が早いが
とりあえず、「じょんのび 村」へ行ってみました。

画像の説明

新潟県民は宿泊料が半額になるそうで
ありがたい。


本来、夕食なし朝食のみで1人7500円だったので
夫婦2人で7500円だった。


その上4000円のクーポン券まで
くれたのでとても助かります。


新潟県は住民にとても優しい。
静岡県もそうしてほしい。

部屋

それに2時半ごろだったけど
チェックインできたので
とりあえず温泉に浸かります。

夕食は食堂で適当に食べます。


結局、夕食はクーポン券で
済ませませることが出来ました。




部屋からの風景



翌日の朝食は予想に反して美味しかったので
ご飯を2杯も食べてしまいました。


部屋に戻り、考えていると良い案が閃いたので
市役所の担当者に電話して話してみたら
「現場で見ながら聴きましょう」と


仰るので9時半集合の約束をして
昨日の現場に出かけて行きました。


「じょんのび 庵」前に着くと
すでに市の担当者さんと監督が待っていました。






「イメージと全く違いますねん」

画像の説明

「ここ真っ直ぐなコンクリの板やって
90度にしてくんりょ!」


「オタクだけそないはできませんがな!」
と担当者。


「え?信じられん!」


「元々は石垣がグルっとあったでしょ。
会長さんが同じようにします言うから
そうしておくれまし」


と最初言いましたけど


そのうち、うちだけ石垣では他の家とのバランスが
悪くなるので皆んなと合わせていいよ」


と、言ったものの


「これではいけんばい」

画像の説明

「そんじゃー石垣でやってくれたらいいよ」


「分かりました」


「ほな、ここは石垣でやらせてもらいます〜」と
担当者さんはあっさり認めてくれました。


「監督さんいいですか?」と担当者が言うと


「う〜〜〜ん」「そう〜しますか〜〜?」と言う。


それにこのコンクリは出っ張りがみっともないので
カットしてくれと言ってみた。

画像の説明

監督は出来ないと言う。


ほんじゃー私が自分でカットするけど構わないですか?と
市の担当者さんに聞いて見ると、「どうぞ構いませんヨ」


監督は
別の業者に聞いて見ると仰リ、すぐに電話かけていた。


結局、今日は忙しいので、
業者は月曜に下見に来て切れるかどうかを判断するらしい。


担当者さんは他でも、みっともない所があるので
他の所もカットして欲しいとおっしゃる。


こうなると、監督はカットしないわけにはいかなくなって
しまったのでした。




全ては工事請負業者がいい加減すぎる。

反対側の水路



安くあげるため、こんないいかげんな工事に
なってしまう。


もっと市民を大切にしろ!


もう利権の時代は終わった。


美しい日本を取り戻せ!


外国に比べて本当に街が汚いのは
こんなことばかりやっているからだ。


政治家ヨ! なんとかしてくれ!


おじさんは怒っているのだ!!
皆んな怒っているのだ!


今の政治家全員クビ!!


ヨーロッパやロスの街は信じられないくらい
美しかった。




話が一応まとまったので
静岡に帰ることにするが


せっかくなので途中の安曇野あたりで
ホテルに一泊してから帰ることにします。

画像の説明

「ほな、よろしくお願いします」
と言って、私たちは
帰って行きました。

この後、監督と市の担当者さんが
みっともないところのコンクリをカットする
打ち合わせをしている様子でした。


危なく、このままにされる所でした。

画像の説明

完成した後では
おそらく、やってはくれないでしょう。

私達は
遠い所を来た甲斐がありました。










安曇野へ

新井SAのお店

途中、何時もの「新井SA」へ寄って見ます。
ポツリと雨粒が落ちて来ました。



そして庭の方を見ると、不思議にも
どらえもんの?何処でもドアがありました。


そうです!


ピンクのドコでもドアです。

どこでもドア



どこへでも行ける。
テレポテーション可能な不思議ドア


地球上では時間があるように人間は感じるけど
宇宙は時間というものは存在しないのが正しいらしい。


だから過去にも行けるし
未来にも行けるね。

行かなくてもルッキンググラスで
もうじき未来が見えそうだよ。



ココでは少しの野菜を購入して
足早に立ち去りました。




安曇野はいつも通過するだけなので
今回はちょっと寄ってみましょう
と、いうことで、


ホテルルートインで2部屋を
予約しておきました。


以前、ツイン部屋が取れずシングル2つを
取ってみたらとても良かったので


今回は最初からそうしました。


ベッドは大きいし、静かだし
良く眠れます。ハイ!


ただし、隣部屋にしてもらいます。


以前ツイン頼んだらシングル部屋に
ベッド2つ入れられて、とんでもなく狭かった
苦い思い出があるしね。


時刻はもう13時半になってしまった。

画像の説明

今日は取り敢えず
「安曇野ワイナリー」」 という所へ
行って見入ることにしました。



ここは松本に近い所ですが
松本ICで降りるのは面白くないので


安曇野ICで降りてから
街や田舎道をゆっくり走ります。


車は山側に登って行き
市内が見渡せるとこまで来ました。

画像の説明

ナビにセットして来たのに
着いたところはワイナリーではなく
お土産やさんのような店舗でした。


ワイナリーと謳いながら
ワイナリーは見せません。


これには皆んな騙されている
悪質なワイナリーでした。


それでも小さなブドウ畑があったので
フンムキだけ楽しめたような、そうでないような。

ブドウ畑
画像の説明










画像の説明
画像の説明
















画像の説明





皆さんワイン等を購入しておりました。


安曇野ワイナリー? ココは悪い!
ココは買わせるだけのとこですぞ!





画像の説明



「安曇野ワルイナリ」 が正しい。


探せば真っ当なワイナリーがあるはず。
探しましょ。


私達は少しのお菓子と生姜スープを買って
コロナに備えます。


今は「我慢の子」でごわす。





さて、そのあとは何処に行きましょうか?
と地図を見て見ると、


「安曇野市豊科郷土博物館」
という所が

安曇野市豊科郷土博物館

あったのでナビに入れてから行きます。


車は街中の狭い道を
行ったり来たりして


分かりにくい所だったが
なんとか到着出来ました。

入り口で職員さんらしき人が
石仏の苔を洗い流していました。



近い内に、展示するらしい。
なんでも、江戸時代に作られたようです。

石仏

入場料大人100円を支払い
入って行きました。


今回は「祭り」をメインテーマにしいるらしく
パンフレットには「まつり」と書かれていました。


建物の中に入って行くと確かに
安曇野の祭りなどをメインにしてあり


写真展示や使う細かい道具などが
展示されていてとても分かり易かった。


そのほかは昭和時代のものが
置かれていて郷愁を感じます。

タイルで作られたカマドがあったけど
僕が育った家には土間に


真っ黒い2連のカマドがあって

カマド



良くカマドウマが乗っていたのを
思い出しました。


そのカマドで母と二人で薪を燃やしてご飯を
炊いていました。


かなり古いカマドだったんだろうな〜。


それに子供ながらに真っ黒い美しいカマドと
僕は思っていたし、漆喰で作られていて
どうして壊してしまったのか?


なんとも言えない丸みが有る。
情緒があり、本当に「モッタイナイな〜」と思います。



こういう古い物たちに囲まれて
生活していたのは、今より不便ながら
とても幸せだったと感じます。

昭和時代の流し



昭和でも我が家はポンプが有ったので
お水を組み上げは楽だったけど


ない家はこのようにカメから
柄杓で汲んで使っていました。


これも情緒があるね。



階段ダンス
画像の説明










たらい
モノクロテレビ















電気洗濯機の絞るのは手廻しで
良く手が痛くなりました。

電気洗濯機











下駄箱は白木のこれとそっくりの
下駄箱だったけど今思うと


情緒があるけど
昔は当たり前で何とも思わなかった。

下駄箱









うちの下駄箱も土で汚れていたような
気がします。



昭和のトイレ



洗濯機が出来る前は何処の家でも
お母さんが木の「たらい」と
洗濯板でお洗濯してました。


これは昭和のトイレ。
手を当てると水が出たね。


当時、我が家にあったヒノキ風呂は
これより大きくて、ヒノキの香りが
いつも漂っていました。

ヒノキ風呂



小学生だった僕は母を助ける為に
水入れや、お風呂焚きを自分の仕事にして
やっていました。


そう言えば「ボンボン時計のゼンマイ巻きも
僕の仕事として割り切っていたな〜」


固いので手が痛くなり辛かったけど
良く頑張りました。


夕方には火鉢に炭火を起こして
ヤカンを乗せるのを毎日やりました。

蠅よけ網

昭和の時代は、日本のお父さんやお母さんが
本当に頑張ってくれたのでいつの間にか
「ジャパン アズ  ナンバーワン」 などと言われて


家電の三種の神器(テレビ・洗濯機・冷蔵庫)を手に入れ、
日本は中流にまでなれました。


時代と共に移り変わる、三種の神器。


今は何でしょう?
携帯 薄型テレビ ロボット掃除機か?


1990年頃まで日本は発展したが


その後、日本は30年間落ち続け、
今では1億総下流になってしまいました。


しかし、この間、世界の国々は発展し豊かになったが
日本だけが何も発展しなかった。


政治家は自分の懐を肥やし続け、国民は
置き去りにされてしまった。


でも時代は変わります。
これからは、どう見ても良くなる。
と思いたい。


今は我慢の時です。

神棚



2020年10月〜地球は「地の時代」から
「風の時代」へ変わりました。

まもなく、新地球が始まりそう・・・
希望を持って行きましょう!








さて、ここ長野県安曇野は海が無いのに
オフネまつりが盛んなところのようです。

穂高神社オフネ祭り



多くの神社が点在しますが
穂高神社お船祭りに引き出されるオフネには


木偶(でく)と呼ばれる人形や松、蚊帳(かや)などで
歴史的場面や伝説などを表現したヤマ(山)と
いう部分が作られます。


穂高神社以外にも同様な作り物があり
オフネが作られ、穂高神社との繋がりが
推測できます。

木偶の頭部分
木偶
















祭りのご馳走

木偶を乗せているオフネの中には
木偶を作っている団体から木偶や


木偶の頭部分だけを
借りているものもあります。


またお祭りの時には
豪華なご馳走が出ます。


人々は子供も法被を着て
街にオフネを引き廻します。

画像の説明
子供の法被

















「安曇野市豊科郷土博物館」を出て
時計を見ると15時を過ぎていたので
ホテルにチェックイン出来る。

ナビで3分ほど走ると、住宅街かと思えるところに
「ホテルルートイン安曇野」があり、直ぐに到着。


シングルの部屋には大きなセミダブルベットが
あり、空調設備は0.5度単位で温度調節が出来る。

h

メーカーを見たら「ダイキン」とある。


今度我が家でエアコン買うなら
ダイキンに決まりだね!


ダイキンはゲンキンで!


静かなのがいいね!


窓を全開にして空気の入れ替え。

山方向にロケット?

外を見ると前方にロケットが見えた。


あの大きなロケットのような物は煙突か?


とにかく大きい。
高さ100m近くありそうだった。






ホテルルートイン安曇野





お風呂に入ったりして
夕方まで休んでから
夕飯を買いに車で出て見た。


どっちの方向に走れば町なのか?
とりあえず、山とは反対方向に行って見たら
先ほど通った山の様な広い道に出た。



デリシア穂高店



直ぐ右側に「デリシア」という大きな
スーパーマーケットがあったので入りました。


おむすび2つと味噌汁、
おかずはイカの煮物、アジのフライ等。



飲み物は「ほろよい」二つ。
ライチとぶどう。
アルコール分3%


他にもお茶やコーラ・お菓子なども
買い溜めしました。




ほろよいライチ



レジで現金を支払い
袋に詰めていたら前方に書いてある。


「ナナコで支払えます」
「チャージも出来るし、ポイントもつきます」と。


「ココはいいとこだね〜」




部屋に戻り二人で夕食。
おむすびも美味しいし
イカの煮物はとても美味しかった。


夜は、ほろよい2つ飲んで8時には寝てしまったが
3時に目が覚めた。


7時頃までウトウトしていて、
7時半には朝食へ向かいます。


昨夜はエアコンが静かだったしベッドも
大きかったので良く眠れました。


朝食のアンケートを書くと、
ソフトドリンクプレゼントとあったので


朝食の後、二人でアンケートを受け付けに出したら
コインを1枚ずつもらった。


自販機で
お好きなものをどうぞと言われたので


自販機コーナーに行き、コインを入れて
炭酸水を押したら本当に出てきました。

炭酸水



まーちゃんはお水のボタンを押した。


お金では無いのに、こんなコインで物が出てくるのは
不思議でした。


でも他には誰もやっていないので
アンケート出したのは2たりだけだったかもね。










わさび農場へ

駐車場



今日は梅雨が明けたらしく
真っ青な青空が一面に広がっている。


青い空と緑の田んぼ。


なんと素晴らしい景色だろう!

近くの山は壮大で、山との対比が絶妙な
バランスで安曇野の大地がある。


安曇野は定年退職者には
とても人気があるが、

大王わさび農場


長野県はどこでもガソリンがとても高い。


そう言えば、新潟はなんでも安いが
例外で村上だけは
ガソリンがとても高かった。


ホテルから車で5分も走ると
大王わさび農場に到着してしまった。

画像の説明



40年ぐらい前にも
わさび畑を見学したことがあった。


その時は田んぼの道を車で走って
あずまやが1つあるだけだった。


横に広い川があり、わさびが植えられているのだった。


来る途中に後ろの車のおばさんがもぎたての

大王わさび農場

りんごをくれたので、1つのリンゴを
皆でかじって見たら、とんでもなく
美味しかったのを覚えている。


その時のわさび畑はココだったのだろうか?
それとも別の所かは分からないが・・


ホントのワサビ畑はこうなっているんだ!
ここが本場のワサビ畑と分かったのでした。



これが40年前の感想。

画像の説明

ここの「大王ワサビ農場」は
すっかり観光地化されていて
綺麗になっている。


立派なパンフレットもくれて
入場も無料だった。
「太っ腹だねえ〜」


ワサビ栽培されている横には川があり
川の中には梅花藻の葉が揺れていた。


川縁には水車が3つ廻っていた。
川の上をお羽黒トンボが
舞っていてとても綺麗だった。

お羽黒トンボ



黒い羽根の中央あたりが
緑色に光っている。


それが時々川澄のススキの葉の上で
羽根を休めていました。


水車も横に昔の車輪や農具が置かれていて
情緒があるね。



水車
水車と川












そして所々にベンチが置かれていて
休んでる人々もいます。


中に入ると、目の前にワサビ栽培の川が広がり
右手に廻ると見学ルートになっているようだったが


まあちゃんがあまり歩けないので
辞めておいた。


ワサビのオブジェは面白かった。
固そうな石を掘ってある珍しいものだろう。

ワサビのモニュメント
画像の説明














そして目に付くのは道祖神が多く
置かれている。


昔のものが多くて味もあるが
藁が顔にかかったりしていて
気になった。


殆どが顔にかかって
表情がよく分からないのが残念でした。

画像の説明



道祖神は安曇野に多くあるようだ。


安曇野は道祖神の宝庫といわれており、
彫刻の種類や表現の内容からみても
実にバラエティに富んでいる。


 道祖神は、村の守り神として、
多くは村の中心、道の辻、三叉路に立っています。

画像の説明

村人たちが五穀豊穣、無病息災、
子孫繁栄を祈願するもっとも身近な神として、


具体的な男女像を安曇人独特の知性と
ユーモアで造り上げたものです。


多くの場合、道祖神と同じところに
庚申塔・二十三夜塔が祀られています。


 男女が遠慮がちに寄り添って立つもの、
何気なく手を握るもの、堂々と腕を組むもの、

画像の説明

愛をこめてぐっと抱きしめるものなど、
その姿態はさまざまです。






もっとぐるっと回ればレストランなどもあり
散歩コースにもなる。


近くに水が流れているので
夏でも少し涼しいかも。


無料パンフレットも有ったり
お客さんも多かった。


ここの「わさびソフトクリーム」に期待したものの
食べてみたら完全に外れでした。


「え? ワサビ? どこが? 」となります。
アイス自体も 「なんだかな〜」


八ヶ岳の牛乳ではないのは明白!

画像の説明

静岡の「真富士の里」のワサビソフトには
全く勝ち目がない。


「真富士の里はいいよ〜」
あそこのわさびソフトは、「メッチャうみぁーでいかんわ」!!


とにかく、ここではわさびソフトやめまひょう・やめまひょ!


ワサビは大きくて立派なものが
並べられていて、買っている人も多かった。


上にはワサビの日除けをやってくれてあるので
休めるところも多くあり
気を使ってくれています。

ワサビ
ワサビの日除けが上に・・














お店の中にも入って見たものの
ここでも 「なんだかな〜」となってしまいました。


僕としては、ワサビの茎を使ったものなどを
期待していましたが。



茎そのものは売ってはいたのですが
この暑さでは家まで持ちません。

ワサビの茎



車にも冷蔵庫が欲しい時代です。
ハイコーキの温冷蔵庫が欲しいね。


マキタのも良いけど、ハイコーキのは
冷凍庫と冷蔵が仕切りで分けられるのが
凄いです。


「どうでもいいけど!」



画像の説明
わさび農場の夢の架け橋














この後、僕たちは一度外に出て
「大王わさび農場百年記念館」に入って見ました。



百年記念館入り口
大王わさび百年記念館















名前の由来

今から1200年以上前、大和朝廷は
東北討伐を進め、安曇野では住民が
朝廷軍に貢物などを強いられていました。

大王神社

当地を治めていた「魏石鬼八面大王」
(ぎしきはちめんだいおう)は
民の苦しみを見かね、坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)
率いる朝廷軍と戦います。


しかし大王は倒され、殺害されてしまいました。


朝廷軍は大王が生き返ることを怖れ
体を分けて埋め、胴体が埋められたと


される塚が農場内にあったことから
「大王わさび農場」と名付け、

大王神社

大王を祀るための神社を
建立しました。


また、その近隣には八面大王が
住んでいたと言われる同町宮城にある岩屋が
再現されています。



大王の歴史

農場の創設者,深澤勇市が豊富な湧き水を利用する
わさび田の開拓を思い立ったのは大正4年(1915)。


2年かけて土地を取得し、
大正6年開墾を開始しました。


農閑期の農民たちの手作業で雑木の生い茂る湿地帯
を切り開き、掘っては堤防を築き、


冬の厳しい寒さや水害など幾多の苦難を乗り越え
昭和10年(1935)完成に至りました。


日本一広大なわさび田の開拓は当時、農閑期の
雇用を創設し同時に犀川の治水工事をも
完成させることとなりました。

画像の説明

今では散策道の一部となっている小高い丘は
全て掘り出した土や石を積み上げた場所。


先人たちの苦労を窺い知ることができます。






栽培方法


わさび栽培には平地式、渓流式、畳式があります。


複合扇状地にあり、養分に富んだ湧水に恵まれた
大王わさび農場では全国的に珍しい平地式で
栽培を行っています。

画像の説明

特徴的な石作りのうね立ては、
わさびの生育には欠かせない湧水を


一定量、絶えることなく
行き渡らせる手法で、同時に美しい畑の
風景を作り出しています。


わさびは冷涼な気候を好むため
畑のまわりにポプラやアカシアを植え


夏場には黒い覆いで水温の上昇を
抑えています。

画像の説明



石作りの畑では通常、わさびを植えて
1年で出荷しますが、


わさび農場では18ヶ月を費やし
太陽と湧水のみで育て、


惜しみなく手間をかける独特の
栽培方法で、よりコクと香りのある
上質のわさびを出荷しています。






わさびの効能


わさびは野菜。アブラナ科の多年草植物。
日本原産の香草で
お寿司やお刺身のツマとして使われてきましたが

画像の説明

芋ばかりでなく葉や茎も
食材として広く利用できます。


現在では、わさびの持つ特徴や効能が
世界中で注目され、様々な分野に
利用されています。


春には白い可憐な花をつけます。


効能としては食欲増進、抗菌、防カビ
血流改善など、血液の凝固を防ぐ作用がある。

画像の説明

またビタミンB1の合成を増強する効果も
確認されていたり、魚の生臭さを抑え、
カビの繁殖を抑える効果がある。




主成分:カルシウム、ビタミンB6、
    食物繊維、アリルからし油



わさび















国指定曽根原家住宅へ


地図で見ると、安曇野には3つほど
古い住宅があるようだが、2つほど
寄ってみます。

現在のコロナ禍の状態では
お休みしていることが予想されるので

画像の説明

中は見られなくても
外観ぐらいは見られるだろうということで
一応ナビにセットしました。


安曇野の田舎道は雄大な山が近くにあり
不思議な感覚になる。


景色もいいし、天気も良いので
気持ち良い。


車は少しずつ高台へと登って行き
ますます山へと近づく。


20分ほど走り到着してみたら
予想通り、休みでした。

曽根原家住宅



でも外観だけは見させてもらい
近くに寄って写真を撮らせてもらう。


屋根には大きめの石が敷き詰められ
板葺きの屋根と思われた。


外観からすると相当古いのがわかる。
中は見られないものの


おおよその想像がつくので
頭で想像してみます。

曽根原家住宅外観
左横がわ

















近づいて見ると屋根はどこもかしこも
石が乗り、想像以上に古く、
歴史的住宅であるのがわかる。


中央付近に玄関があり
横長の古民家で、左手に大きな軒が
屋根とは別に突き出ていて、迫力満点。



屋根には石

曽根原家住宅は江戸時代世襲の
庄屋を務めてきた豪農であろう。


建物の年代は明確ではないが
平屋構造等から相当古く17世紀中頃から


後半にかけての建築と推定され
本棟作りが完成される途中の姿を示す
最古のものとして学術的価値が高い。


今まで見てきた古民家の中でも
異色の姿をとどめており
素晴らしかった。

曽根原家住宅左横側
















画像の説明














曽根原家住宅

中は今ではすっかり改修されていて
今風になっているようです。


できたらそのままの姿を
見てみたいものです。







曽根原住宅を見させていただいた後は
もう1つの山口家住宅があったので
一応行って見ました。






大庄屋山口家



国道25号線を松本の方向に
戻るように走ります。


でも山側は変わりませんが
行きすぎると、昨日のワイナリーへ
行ってしまいます。


あのワイナリーは2度と
御免でごわす。


やがてそれらしき
所に着きました。


ここは人が住んでいて
見ることが出来ましたが
昔の武家屋敷でした。

山口家長屋門

何と言っても長屋門が
古くて良いような、悪いような
感じです。



如何にも武家屋敷の
雰囲気が醸し出されていて
お寺のような不思議感です。



長屋門の無双窓





長屋門を入ると
広い庭というかスペースがあり
周りには木が多くあります。


家の門をくぐると
小さな土間スペースがあり
声を掛けるとおばさんが出てきました。

土間

土間の正面には千本格子の戸板が2枚と
ケヤキの太い大黒柱が目に入りました。


太さ一尺ぐらいはありそうです。


おばさんに1人400円支払い
部屋に上がって行きました。


想像した通りの
昔の古い武家屋敷です。

居間



山口家は三百数十年の歴史を持つ旧家で
近郷長尾組を統括する大庄屋でした。


庭園は江戸初期に豪壮な書院の
北庭として造られた。


本庭を見渡せる東端の床書院付きの
上段の間にはたびたび松本藩主が逗留し


その見事な庭園美を愛でたというし
明治になっても藤森桂谷はじめ
多くの墨客が来訪したとある。



画像の説明
画像の説明










画像の説明
画像の説明














画像の説明
画像の説明










画像の説明
画像の説明















外に出ると
情緒ある建物があるが
中は見せていないようだ。

画像の説明
画像の説明














坂道を下ってくると
塀がありこれも情緒がある。


内側が広い庭のようになっていて
見事な太い杉の木が何本も育っている。


管理が大変そうだった。

塀





私たちは、この後しばらく
松本方面へ走り、田舎道を堪能してから


「諏訪IC」より高速道路で
帰路につきました。




今回もご覧いただき
ありがとうございました。



          2021 0717 安曇野わさび農場(水車)

安曇野わさび農場






























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